厚生労働省は26日、平成17年度の介護保険事業報告をまとめた。要介護認定者数は制度が発足した12年度の256万人に比べ69%増の432万人(前年度比23万人増)で、このうち「要介護2」以下の比較的介護の必要度が低い人が全体の64.4%を占めた。また、認定者のうち実際にサービスを受けた利用者(1カ月平均)は337万人(同20万人増)で、12年度の184万人に比べ83%の増加となった。
サービス別にみると、利用者全体の76.7%にあたる258万人が在宅サービスを利用。介護サービスにかかった費用におけるシェアでも、在宅サービスは12年度の33.9%(996億円)から大きく膨らんで17年度は51.9%(2448億円)となり、初めて5割の大台を突破した。
介護サービスにかかった費用(利用者自己負担分を除く)は5兆7943億円で、前年度比2349億円(4.2%)増えた。12年度の3兆2427億円から毎年度増え続けているが、前年度比10%近く伸びた15、16年度に比べ伸び率は鈍化した。